SEW STAY は平屋と二階建ての二棟を改修したホテルとなります。
どちらの棟も、七十年程前に建てられた公営住宅なんです。
今回は平屋 「SLOW SEAM」 の建築こだわりポイントをご案内します。
建築デザインはBrain Sauce Studioという若手二人の建築家です。
(BSSついてはこちら)
彼らに語らせたら日が暮れるほどの
「見てほしいポイント」がたくさん詰まっていますが、今回はその一部を。。。
もっと聞きたくなったらスタッフまでお声掛けください。
日が暮れないように心がけながら説明します。
※続編となるSOFT SEAM 版の記事はこちら
◆ぐるりと部屋を取り囲む窓
まず目に入る大きな窓。
正面左手の入口通路にも沿って、ぐるりと奥まで続いています。
これは普段人々が生活する入り口側の街並みと、
建物裏手を流れる伊佐津川と五郎岳裾野の景色を
縫い合わせるため設置されました。
道路側、川側、どちらも開けたときには、
心地の良い風が通り抜けます。

◆昔ながら天井や壁
部屋に入って天井に目をやると太い梁が、立派です。
壁は昔ながらの漆喰や土壁をそのまま残しました。
七十年の歴史をそのまま感じていただきたいです。
今では土壁などはなかなか作ることができませんが、
当時は全面に使われていたんですね。

今は無き金融機関の日本地図が残っています。
解体途中で突然出てきたのですが、
当時の様子そのままにしました。
新旧が絶妙に共存する、
時間軸での縫い合わせも表現しています。

◆「内」と「外」の縫い合わせ
部屋の中から、先ほど通ってきた通路を眺めると不思議な感覚に陥ります。
昔は室内だった壁が外側になっています。

もう一つさりげなく残っている内側が外側になったもの、
庭の柱には以前カーテンをくくっていたフックが。

ご滞在いただく方と舞鶴市魚屋というこの地域とが
縫い合わさってほしいなと思っています。
◆お風呂と庭ではゆったりと
SLOW SEAM というその名の通り、
ゆったりと過ごしていただけたらという思いで「SLOW」と名付けています。
すぐそこにある川や山は動植物たちの生活が垣間見えます。
鳥が集まっていたり、魚がはねていたり、
季節だけでなく、一日の時間の変化によっても全く違う表情を見せます。
是非ボーっとしてみてはいかがでしょうか。


ご滞在の間に SLOW SEAM のあなたなりの魅力を